京都・清水寺から出町柳へ

京都初日は、京都鉄道博物館へ。4時間くらいはいただろうか。夫の気持ちは十分満たされた模様。

2日目は、清水寺へ。実際は坂を上りきったところで写真を撮り、引き返した。私は3回目、夫は初めてだったのに申し訳ない。なんとまあ、顔面蒼白な私よ。このあと生八つ橋を試食し、買い物。

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背後に写っている着物姿、あれは中国製またはベトナム製の安物らしい。坂の途中にある、京クラフト「夢見坂」というお店で2年前、京象嵌(きょう・ぞうがん)のピアスを買った。ここで1時間もオーナー夫婦と時間を過ごすとは思わなかった。それぞれ1対1で、商品の説明を聞いた。小さな店内を見て回っていると、夫の目は、少し高い棚にある手書きの屏風(びょうぶ)に注がれている。「これ、いいな~」とずっと見ている。すると、オーナーが、「奥さん、ご主人はそれを気に入ったんだ!」と断言。私たちの会話をこっそり聞いておられたのかと思ったら、これまでオーナーが私に話している間、私の後ろにいた夫の目は、その屏風にずうっと釘付けだったんだと。目は口ほどに物を言うんだ。富山の実家には、手描きのふすまと屏風がある。私が目にしているものの他にも、家のどこかに眠っているらしい。夫は、赤ちゃんのときから囲まれているこのような作品に美を見いだすのかと感心した。夫は、「実家の居間に置きたい」と言って、それを買い求めたのだけれども、私は、今とてもゴチャゴチャと本や事務用品でいっぱいだけども、マンションのピアノの上に、この格調高い屏風を置けないだろうかと夫に提案した。「梅に山鳥図」17世紀初頭に描かれた作品だそうだ。ちょっと取り扱いも要注意らしく、手袋をはめて開けたほうがいいかもしれない。今は、夫の部屋で、出番を待っている。私は、1つ700円もする高級な、つづら織りのしおりを買い求めた。

遅いお昼を食べに、出町柳駅から歩いて数分のイスラエル料理レストランファラフェル・ガーデンへ。夫があまり食べないので心配していたら、屏風を買い求めたおかげで、手持ちが少なくなり、電車賃が足りるかなとか、心がそっちにもっていかれてしまったらしい。

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このあと、二条城駅の近くにある和詩倶楽部本店で、ポチ袋をお買い上げ。夫は、ふすま紙にも使われる室町紗紙(さし)でできた書包み、あさぎ色の彩り七宝(コンパスで○を重ねて描いていくと現れる朝顔のような模様)を気に入り、ディボーション・ダイアリーのカバーに買い求めた。本当はもっと大きなサイズの紙が欲しかったようだけどA5サイズまでしか無いとのことで。私が、このお店を、2月に横浜の催事で知ったと店員さんに伝えたら、柄入りの懐紙や無地のポチ袋をおまけにくださった。お店を出ると、もう閉店時間。近くに京都市立芸術大学ギャラリーがあり、無料の作品展を見に行き、そこからホテルまでは、歩いて15分ほど。病み上がりにしては、けっこう動き回った1日だった。

 

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