好き嫌い

人が、食べ物を食べておいしいと思うのはどういう時だろう。味覚は、どのようにしてできあがるのだろう。離乳食期の子どもが顔をしかめてご飯を吐き出したり、ぶんぶん首を振ったりしているのは、味を感じているからなのかな。

昨日、静まり仲間Yさんのお嬢様(20歳)を交えて3人で、お食事をしていた。

私「どんな食べ物が好き? 歯ごたえのあるものとか、柔らかいものとか・・・」

お嬢様「ん~、酸っぱいものが好きかな?」

Y「え~、そうなの?知らなかったわ~」

お嬢様「酢だことか、おばあちゃんがよく作ってくれた」

Y「娘より、私のほうが好き嫌いがたくさんあるのよ。」

(・・・魚介類、とくに、魚の焼けるにおいが嫌いなのですって。いろんな人がいるもんだわ~)

お嬢様「給食にしても、少食の人なら、嫌いなものを残してもお腹が満たされるけれど、私は出されたものを全部食べて、お代わりしないとお腹がいっぱいにならなかった。だから全部食べるようになった」

(なるほど~好き嫌いは、親だけでなく、いろんな影響を受けるのね~。私も、家庭や学校での会話があまり面白くなくて、食べて時間を稼ぐしかなかったわ。夫も好き嫌いがないのも、きっと理由があるに違いない)

お嬢様「生のトマトは、嫌いだったけれど、食べられるようになった。加熱してあるものが好き」

私「へえ~ トマトのどういうところが嫌いだったの?」

お嬢様「外の皮がかたいのに、食べると中がぐちゃぐちゃ、ざらざらしているところ。スイカもときどき、ざらざらしているところがある。ああいうのはダメ」

私「へえ~~っ トマトの中身がざらざら? でも、スイカはわかる。シャクシャクしているかと思ったら、ときどき、ざらっとしているところがあるよね」

彼女の感受性と表現力にびっくり。子どものとき、何を考えて食べていたんだろう~ お肉がかみ切れなかった記憶があるが。私もなんでも食べられるけれど、素材の切り方、味わいを意識して、生産者の存在まで思い描いて食べるようになったのは、40代に入ってからのこと。でも、せっかく家で食事を作っても、なぜか早食いになってしまう。落ち着いた状況をつくろうとして落ち着けない、残念な私。

 

 

 

 

 

広告