東洋ローアのクリスマス

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きょう、ダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。
この方こそ、主キリストです。
ルカの福音書2章11節

今年の夏、手話セミナーの講師のひとりとして初めて来てくださったT先生から、東洋ローアキリスト伝道教会のクリスマス会での、要約筆記の奉仕を依頼されました。

2年ごとに開催されている、関東地区のクリスマス会です。

前回依頼されたときには、奉仕者不足で、せっかくの依頼を断らなくてはいけませんでした。

今回、奉仕者が増えたかというとそうでもなくて、やっぱりいろいろなご事情があって、いつもの顔ぶれとなりました。

T先生(女性)は、ろう者の教会の牧師ですが、クリスチャンになる前は難聴者として、要約筆記(文字通訳)普及のための活動をしておられた方です。

東洋ローア教会では、コミュニケーション方法は手話だけなので、手話のわからない難聴者はなかなか入れません。

T先生は、ろう者と難聴者が主にあってひとつとなるように、また、ろう者が難聴者を受け入れることができるように、長い間祈っているそうです。

神様に感謝します。

前の週に下見に行きました。(坂戸駅から車で10分ほど)
事務局長で牧師のS先生は、初対面。

5年前に改築された建物を案内していただき、スクリーンや要約筆記者の位置などを決めました。

講壇の床には、折り畳みスクリーンや小物類をしまえるようになっていました。
なんとよいアイディアでしょう。

また、記念誌を見せていただき、日本のろうあ者への福音宣教のために自分の人生を捧げてくださった、コリエル母娘のお話を聞きました。

東洋ローアの伝道所は全国に40ヶ所ありますが、牧師の数が足りないので、どの牧師も教会を兼任しているそうです。

12/5は、要約筆記者3名と読み取り手話通訳者2名で、10時の送迎バスに乗って現地へ向かうと、すでにそこには大勢の人が集まっていました。歓談したり、賛美の練習をしたり。

変更点の確認などはあったけれど、開演まで、唐揚げ弁当をつつきながら、比較的のんびりした時間を過ごしました。
ガラス窓から差し込む明るい日ざしと、床暖房のせいかな。

開演10分前になって、スクリーンに参加者の影が映りこまないように座席の位置を少しずらしてもらったら、近くの人に「スクリーンの位置を高くすればいいじゃないか」と言われる。
今からそんなこと言われても、ムリムリ。

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各伝道所の信徒たちがクリスマスの賛美を捧げます。
そのたびに、男性が3人がかりで、司会者のための講壇の上げ下ろしをしていました。

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手話劇「賢い娘と愚かな娘」では、読み取りの声を聞きながら高速連係入力。
酔っぱらいのシーンが上手でした。

礼拝のシーンも出てきます。
S先生は、御言葉を聞くことの妨げになるという理由で、礼拝中のスマホやiPadの使用を禁止しているという話を見たことがあります。
そのS先生が、劇中の礼拝では、牧師の説教中にiPadをいじっていたのが面白かったです。

手話セミナーだったら、各自が読み取りに専念できるように声なしにするけれど、ここは趣旨が違うからなあ。

メッセンジャーは、手話セミナーでもお世話になっているM先生。事前にメッセージ原稿を送ってくださったので、前ロールをスムーズに表示できました。
普段の礼拝とは雰囲気が違うので、とっても緊張したと、M先生は、大きな体を小さくして言っておられました。

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メッセージに続いて手話賛美。
ヘンデルのメサイヤのCDに合わせて
「見よ 神の栄光は」
「ハレルヤ」

手話だけの賛美は、音程やリズムの縛りがないので、強調したいところをいくらでも強調できるんですね。
また、ろう者が音楽に合わせてパートごとに手話表現をするのを初めて見ました。

賛美と御言葉にあふれたクリスマス会でした。

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本部の印刷所で製本された読み物と、手編みのたわし。

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