「主イエスを語る音の世界」

仕事帰りに、母と待ち合わせして、オペラを聴きにいきました。
日本人の作曲家による、日本語の聖書のことばそのものの歌詞は初めてでした。メロディー付きの朗読でした。

3作品の中で一番インパクトがあったのは、最初に歌われた、イエス・キリストの系図です。マタイの福音書1:2~6で、人の名前がずらずら出て来ます。たぶん、新約聖書をはじめから真面目に読もうとする人が挫折するであろう箇所。私の持っている新改訳聖書では、「アブラハムにイサクが生まれ、イサクにヤコブが生まれ・・・」と続きますが、オペラでは口語訳聖書で、「アブラハムはイサクの父、イサクはヤコブの父・・・」と歌われます。CHICHI。静けさの中に、CHの摩擦音というのか? 子音が響き渡り、吸い込まれていくのです。そして時が満ち、ついに・・・「ヤコブはマリヤの夫ヨセフの父」と来て、マリヤとヨセフからイエスがお生まれになった~! と、鳥肌が立ってしまいました。ほとんどアカペラで、4声が重なり合って、ありえないほど不協和音に聞こえます。イエス様の訪れを、多くの人は歓迎しなかったからなぁ。私は大人になってから、不協和音もいいもんだと思うようになりましたが。作曲家はクリスチャンではないそうで、西洋音楽が今日のように発達したのもキリスト教のおかげであることにのみ感謝しつつ作曲したそうです。恐るべし、イエス・キリストの系図。今も生きて働く、神様のことば。

プログラムとともに配布された「制作ノート」より。
【なお、本日はキリスト教ではレント(受難節)にあたるため、多くの場合、「復活カンタータ」は上演いたしません。しかし、この3作品を並べて取り上げることにより、主イエスを語る上での重要なテーマである「降誕・受難・復活」が並ぶことになりますので、お許しいただければ幸いです。】

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