勉強と遊び

夫とのメールでの会話は、1つの話題につき、1日1行。どちらかが「ども。」で終わらせるまで続きます。
静岡の友人の家が、先日の地震で被害に遭い、修理代が150万円、地震保険でカバーできたのはたったの26万円だったという話から。

夫「戸建ての場合は保険が必要と思っていたが、それでもなかなか厳しいな。」

私「保険の対象になるものが決まっているのでしょうか。」

夫「築 30年の経年変化による劣化部分ではなく、 直接な地震による被害のみの部分としての計算なのだろう。」

私「そうか。保険会社も余計なお金を払いたくはないんですね。」

夫 「商売だから勉強することもある。」

私「 『勉強させていただきます』=値引きします の意味で使われることがあります。」

夫「 『遊ばせていただきます』は逆の意味か。」

私「 それはないな。」

夫「 それでは何というか。さ入れか、『勉強していただきます。』か。」

私「勉強していただきます=勉強するのは相手でしょう。言われた人はびっくりしちゃう。」

夫「 ならば、わかりにくいように、『勉強させあげいただきます。』か。」

私「 わかりにくいというか、意味不明になってる。(^^;)」

夫「 『お買いあげいただきます。』とよく言いそうだが。」

日曜日の夕方、久しぶりにTVのサザエさんを見ていました。呉服屋さんで年配の女性客が「これ、おいくら?」お店の人が、「勉強しまして、380万円でございます」と言っているのを聞いたサザエさん、びっくりして倒れてしまいました。私は、「サザエさんに、『勉強します』が出て来たよー!」と、大喜びで夫に報告しに行きました。・・・隣の部屋ですが。イエス様が死から復活され、墓にはおられないことを天の使いから証明された女性たちが、「恐ろしくはあったが大喜びで」急いで弟子たちに伝えようと走ったのと比べると、かなり次元の低い話ですけどね。

なぜ、値引きすることを「勉強する」というのか?

「勉強」の語源は中国語で「無理をすること」という意味だそうです。商人が無理をして商品の値段を安くするという意味で「勉強する」という使い方をするようになったようです。「勉強」が現代のように「学習」の意味で使われるようになったのは明治以降のことで、「無理をして知識をつける」ことが美徳とされて「勉強=学習」とか。

商取引の値段交渉の際に互いに「高い・安い。まける・まけない。」等と露骨に言い合ったり、直接的に「値引き」等の表現を遣うのは失礼でもある。勉強するということはさせる相手よりも力関係で下になるので、売り手とすれば客を立てて売るという姿勢につながりこの言葉が重宝されるようになったようです。

うーん、人間関係の目上・目下を重んじる日本社会で生まれた言葉なのですね。いろいろと勉強になるなぁー。

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