思い出を語る人々

金曜日、夫は、仕事をお昼前に切り上げて、K先生の前夜式(お通夜)に間に合うように帰ってきた。K先生は、いつも笑顔で、温かく大きな手で、がっちり握手してくださった。夫の結婚のために、20年以上祈り続けてくださっていた。初めてお会いしたときに、私の話を喜んで聴いてくださったのを思い出す。そして、お祈りも長かった。

遅い夕食をとっているときの会話。

私「ねえ、K先生のこと、話して~」

夫「そうだなー。結婚式。」

私「結婚式? 準備の打ち合わせの時じゃなくて?」

夫「うん。動けんかったからのぉ~」

私「え? なんのこと? 続きを聞かせて~」

夫「まぁまぁまぁ、またのキカイに。」

私「その手話、『機械』になってますけど~」

結婚式と言えば、比較的新しい出来事ではないか。動けないってなんのこと? 夫はおしぼりで汗をぬぐい、口と目を閉じてしまった。

土曜日の召天式(告別式)のあと、来てくれた私の両親と共に食事。 

日曜礼拝では、「K先生から学んだこと(思い出)」を分かち合うスペシャルなひとときがあった。10人程度のグループに分かれ、1人3分以内。あちこちで、拍手や笑い声が起こっていた。そして、代表して2人が思い出を語ってくださった。こちらも涙あり、笑いあり。ランチのときも、同席の方々が「そういえば、あんなこともあったね~」と分かち合ってくださり、先生の人となりを知ることができて楽しかった。

夫は、K先生の口が読み取りやすかったから、この教会に通うようになったと言っていた。若いころ、教会の奉仕で疲れて、祈りながら寝てしまったときに、K先生に起こされたことがあり、お互いに肩をもんだこと。K先生の肩は砂袋(土のう)のように固かったそうだ。そして結婚式のとき。最後の「新郎新婦退場」のとき、夫は足がつってしまい、体を動かせないでいると、K先生が夫の肩を支えて、向きを変えてくださったそうだ。

結婚4年目にして初めて知る事実。去年、結婚式のビデオを見たにもかかわらず、気づかなかった。足がつってたなんて・・・どおりで、私が夫をひきずるようにして歩いていたわけだ。

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思い出を語る人々」への2件のフィードバック

  1. 間違えました。
    結婚5年目に入っているのでした。

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